このブログでは2001年以降に製作されたこだわりのあるアニメをレビューします。またそれらのアニメにゆかりのある場所や関連する音楽の話題も。（ときどきアニメに関係のない旅行や音楽の話も・・・）
管理人は鉄腕アトム、エイトマン、ヤマトから始まって80年代後半くらいまではアニメが大好きでした。特にヤマトはその悲壮なテーマだけではなく、巨大なヤマトを目の前をパースを変化させながら通っていく３次元的な画像を手書きで（ときどき歪みながら）実現させていることに作り手の熱い心を感じました。でも９０年代以降の平板なコンピューター彩色のアニメが増えるとなんとなく手書きの良さが失われてしまった気がして、仕事の忙しさも相まって興味を失っていました。
昨今のコロナ禍で在宅時間が増え、ネット配信の利便性の高さもあり久しぶりに新しいアニメをみてみました。そしてガールズ＆パンツァーに衝撃を受けました。ほぼ完璧な３Dでの戦車の描写と余分なストーリーを切り詰めて主人公たちが追求する”道”をマニアックに描いています。これはHDフォーマットで高精細な映像が表示できる前提で、コンピューターを使って３D映像や写真をもとにした映像の加工を行ったうえで、さらにそれを精緻な手書きと組み合わせることで独特の魅力を生み出していました。
それ以来、こだわりのあるアニメを探しています。こだわりのポイントは日本のアニメが最も得意とするSense of Wonderを感じるSF、主人公がなにかの”道”を自発的に探求する道探求テーマ、の２つ。この２つの観点で面白いアニメを発見するとブログに書いていっています。
基本的にはネタバレはできるだけないようにしますが、ネタバレがある場合は、ネタバレアイコンをつけていますのでご注意ください。