尾道といえばまず思い浮かべるのは大林宣彦監督の「時をかける少女」。1983年の映画なのでもうすぐ40周年です。風景は当時と相当変わっていますが、面影が残っているロケ地を訪ねてみました。
この映画は尾道の映画ということになっていますが、実は印象的なシーンの半分以上は竹原のシーンです。竹原の古い街並みを保存しているところでロケをしてます。最近のアニメだと「たまゆら」の舞台ですね。正直高山ほど綺麗に整備されていなくて崩壊寸前のところも多いのですが、逆にそれがちょっとミステリアスなところも感じさせます。
原田知世の家や深間地くんの家はもう跡形もありませんが、堀川吾郎の家は竹原で醤油屋としてちゃんと残っています。「時をかける少女」はアイドル映画的なところもありましたが、とても抒情的な作品でものすごく印象に残っている映画でいつか尾道にきてみたいと思っていたので今回はすごくラッキーでした。自分の中で40年前にタイムトラベルした感じです。