フランク・ロイド・ライトはル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれるアメリカの建築家です。
実は日本にもいくつも建築を残していて、その代表作が1923年に完成した帝国ホテル。建て替えライトの建物を取り壊すときに玄関部分だけを明治村に移設していまに至ります。建築の写真集などを見ると必ずでてくるライトの帝国ホテルはぜひ一度みたいと思っていたのですが、ちょっと機会があり明治村に行ってみました。
明治村はかなり大きな敷地で5つのブロックにわかれています。入り口は北口と南口の二つですが、帝国ホテルは北口からはいるとすぐのところにあります。
正面から見た姿はまさに建築写真集で慣れ親しんだ姿。噴水とセットで見事なたたずまいです。そして内装も作りにくそうな複雑な壁面の構成で重厚感とエキゾチックな感覚を両立させています。
ちょっと意外だったのは天井が今の感覚するとかなり低いこと。なので逆に3層吹き抜けのホールが効果的に感じます。
やっぱり実物を見てよかった。でも外装はちょっと汚れてきているのでだれか寄付でもしてクリーンアップしてほしいなあ。。。