YouTube をプレミアム契約にしてからよく見ているのはアニメのリアクション動画。ただ単にアニメや映画を見ながらぶつぶつと感想を言っている自分の姿を撮っているビデオです。これは日本人がやっても面白くもおかしくもないのですが（たまにやっている人がいますが見ていて恥ずかしくなってくる、、）、欧米人がやるとほんとに面白い。「ふーん、ここでこんなに驚くのか」とか、「ああ、やっぱりここは感動するのね」とかがわかります。逆に「あ、そうか！これは日本固有だから日本人しかわからないのか」と発見することもあります。
とくに劇的な展開をするアニメ・映画はリアクションをみているだけでこちらもそのときの感動を思い出して思わず涙ぐんだりしてしまいます。今まで特に楽しめたリアクション動画は毎回クリフハンガーのSteins;Gateとかアクション中心のガールズ＆パンツァーとかです。
最近、そういうリアクション動画で急激に増えていると感じるのはKimino Na waつまり「君の名は。」です。もう公開されてだいぶ経つのですが、たぶん海外で口コミが広がっているのでしょう。ここ１年くらいでぐっと増えている感じがします。
「君の中は。」はとても複雑なプロットで、しかも時間が行ったり来たりしながら進んでいくので最初はみな混乱ぎみ。でもイトモリを発見してからは、はらはらしながら二人が出会ったり別れたりするたびに大袈裟なリアクションが。とくに３年の時を超えて二人がカタワレ時に出会うシーンや手を開いたら「好きだ」と書かれていたシーンなどは男女とわず涙ぐんでいます。
そして最後の階段のシーン。二人がうつむいてすれ違うときは「What the heck!!」とかうるさくなり、滝が階段の一番上で立ち止まったときは「Turn around!」と叫び、最後に三葉が振り返って涙を流す姿をみて涙ぐむ。それを見ているこちらも始めてみたときの感情を思い出して泣いてしまいます。
あと、このリアクション動画は素のネイティブの言葉がきけて英語の勉強になという利点もあります。（ほとんど聞き取れないけど・・）ぜひ”kiminonawa reaction youtube”で検索して探してみてください。