近鉄特急 あをによし #2 インテリア編

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12200系の面影が残るエクステリアに対してインテリアはほぼ完全に作り替えられました。現代の特急に要求されるユニバーサルデザインをクリアしながらかなり独特の空間を作り出すことに成功しています。

全く新しいドアを開けると

シート配置がいままでの日本の車両では全くない個性的な配置で、スペース効率は悪いですが、観光列車としてベストな配置と思いました。内装の雰囲気も古都奈良の雰囲気でとてもリラックスできる落ち着いた雰囲気。

2名1組が前提のシート配置。奈良駅は頭端式ホームなので奈良で車両の進行方向が変わります。いちいち座席の方向転換をせずに、かつ外の景色が眺めやすいように考えられた配置。観光列車としては最高の配置です。ただしスペース効率は悪いので乗車定員は少なめになります。

シートは家具メーカーに頼んで作った特別なシート。リクライニングはありませんが十分快適でした。基本的に乗っている時間はそれほど長くないのでリクライニングして寝るというよりはおしゃべりをしたり外を見るのに最適なシートです。
天井は天平模様を間接照明で浮き上がらせています。色が淡い色合いでとても落ち着いた室内の雰囲気になっています。
サロン車の廊下。ここも正倉院の雰囲気えす。コンパートメントは開放的ですが、適度に個室感があります。乗車時間を考えればこれで十分でしょう。
サロンのシート。4席まとめて購入になります。窓が上下に大きいのでとても開放的です。
トンネルの中
売店は発車時に大賑わい。早めに買わないとすぐに目的地についてしまいます。
バターサンドとプリン
バターサンドとコーヒーセットで1000円。まあ観光地料金としてこんなものでしょう。