アニメージュとジブリ展 in Hiroshima

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広島県内を旅行中にたまたま「アニメージュとジブリ展」を広島市のホールで開催されていることを知ったので行ってみました。

展示会場は広島県庁の正面にある基町クレド・パセーラの11階NTTクレドホールで行われています。

正直あまり期待せずに行ったのですが、この展示であらためて初期のアニメージュの偉大さを再認識しました。展示会場の入り口にはアニメージュの表紙をずらりと並べてあります(ここと立体模型のみ撮影可)。創刊の1978年から1980年台後半の頃までの表紙は圧巻。今見ても作家性の強いデザインに心を打たれます。(今のAnimageは単に登場人物の絵が載っているだけでまったく別の雑誌のようです)

そこから中にはいるとアニメージュの記事とともに歴史が解説されています。私もなんとなくは知っていましたが、ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫が創刊から1989年まで編集にかかわっていて、その時代はとにかく新しい作家を発掘するような企画が目白押しで、その中から宮崎駿、押井守などが発掘されメジャーになっていった過程がよくわかりました。

80年前後はよくアニメージュを買っていたので思い出しましたが、たしかにそういう雰囲気がありました。そして鈴木敏夫が宮崎駿に映画を作らせるために最後はジブリを設立して、アニメージュを去るのが1989年。

アニメージュの表紙を見ていると鈴木敏夫がアニメージュをやめた1989年以降は極めて普通のアニメ紹介雑誌になっているのがよくわかりました。ほんとうにこの頃のアニメを育てたのは鈴木敏夫だったのだと再認識しました。

一人の人間の存在でこんなにまで文化に影響を与えるのか?!と感心しきりの展示会で大変面白かったです。

基町クレド・パセーラは広島県庁の正面のとても立派なビルでした
展示会場入り口。アニメージュの表紙が並ぶ中みんな懐かしそうに眺めています
最初期はやはりヤマトとガンダム、999あたりが中心です
このあたりから新しい作家の発掘がどんどんはじまりました。懐かしい
ガンダムのジオラマがいくつか展示されてました
ナウシカの道具類の設定
ラピュタ
これは間違いなくジュールベルヌの影響ですね

管理人

アニメージュとジブリ展 in Hiroshima Comment

  1. アニメージュは創刊号からしばらく買っていました。田舎町の本屋の棚でそこだけ輝いていたのが今でも目に浮かびます。

    Georgey

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