ムーンフォール 爆死ももっともな・・・

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インデペンデンスデイや2012などのパニックものを得意とするローランドエメリッヒの最新作ムーンフォール(Moonfall)。結構宣伝をあちこちでしているのでアマゾンプライムで見てみました。この映画は200億円くらいかかったのに全然興収が伸びず、日本ではついに映画館上映がなくなりいきなりアマゾンプライム配信になったといういわくつきなものです。

「ムーンフォール」より

ある日突然月が軌道を変え3週間ほどで地球に激突するという驚愕の事実が判明します。そして月に空いている穴を調査に行った宇宙船は何者かに襲われてしまうします。そこで月が巨大建造物であるという信念をもっているアマチュア学者と元宇宙飛行士がEMP爆弾をもって月に向かうというお話しです。

「ムーンフォール」より

いちおう俳優もハルベリーとかそれなりの人を揃えていて(ドナルドサザランドがちょっとでてくるのですが陰謀を隠し持っている人で、ほとんどドナルドサザランドのためにわざわざ作ったような役柄でちょっと笑えました)、特撮もがんばってはいるのですが、、、所詮スペクタルパニックなので科学的な正確さなどは全く求めないのですが、見ていてほんとっぽさが全くないのが致命的でした。

ロッシュの限界を超えて近づいている月。そこまで近づいているのに地球上で起こっている天変地異ってこんなもの?感。そして核攻撃を最後の段階で自分の判断でやめる将軍。危機に陥ってもべらべらしゃべる宇宙飛行士。対策ができないとわかるとさっさと逃げてしまうNASAの長官。観客にわかりやすく面白くしようとしている演出全てが嘘くささに繋がってしまう残念さ。

「ムーンフォール」より

こういうパニックものは多少の嘘があってもそれを気にさせないストーリーの運び方をしないとだめなのですが。。。インデペンデンスデイや2012あたりではわりと嘘を気持ちよく見せていたエメリッヒですが、今回はうまくいかなかったようでちょっと残念でした。

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