大林宣彦版「時をかける少女」の舞台の尾道・竹原

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尾道といえばまず思い浮かべるのは大林宣彦監督の「時をかける少女」。1983年の映画なのでもうすぐ40周年です。風景は当時と相当変わっていますが、面影が残っているロケ地を訪ねてみました。 

この映画は尾道の映画ということになっていますが、実は印象的なシーンの半分以上は竹原のシーンです。竹原の古い街並みを保存しているところでロケをしてます。最近のアニメだと「たまゆら」の舞台ですね。正直高山ほど綺麗に整備されていなくて崩壊寸前のところも多いのですが、逆にそれがちょっとミステリアスなところも感じさせます。 

原田知世の家や深間地くんの家はもう跡形もありませんが、堀川吾郎の家は竹原で醤油屋としてちゃんと残っています。「時をかける少女」はアイドル映画的なところもありましたが、とても抒情的な作品でものすごく印象に残っている映画でいつか尾道にきてみたいと思っていたので今回はすごくラッキーでした。自分の中で40年前にタイムトラベルした感じです。          

タイムトラベルしたときに逆回転した時計。もとの梶山時計店はすでに廃業されて時計だけが残っているみたいです
原田知世の通学路(広島県竹原市本町3丁目:竹原本通り)
西方時から堀川吾郎の醤油屋が見えます(正面の建物)
映画の冒頭にでてくる西方寺の階段
西方寺の前。反対側の家は取り壊されて駐車場になっているのが残念
堀川吾郎の家(広島県竹原市本町3丁目:堀川醤油店)
堀川醤油店の看板(看板は作り直したものらしいです)
吾郎ちゃんの家のとなりの蔵づくりの建物。お好み焼き屋さんになっていました。
原田知世が深町くんと歩いていて通学路(竹本市:西方寺)
少し上から見た通学路。瓦屋根がいっぱい見えます
地震のあと深町くんと原田知世が話をするところ(西方寺)
胡堂(えびすどう)。屋根から瓦がおちてきたところ。