[REVIEW] 映像研には手を出すな

アニメ_”道”探究
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STORY

浅草みどりは空想力が豊富でSF的な設定を作るのが得意でアニメを作るのが夢。でも一人では行動できない。水崎つばめはカリスマ読モだが小さいころから人の動きをアニメにするのが趣味。この二人と知り合った金儲けが趣味の金森さやかがプロデューサーとして高校でアニメを作ることに。三人はそれぞれの個性を生かしてアニメ作りに邁進する。

「映像研には手を出すな」公式HPより

◆映像件には手を出すな 全12話 (2020)

http://eizouken-anime.com

REVIEW

浅草みどりの空想シーンが随所に挟まれて最初はどういう展開なのか全く見えないが、水崎と金森と行動を共にするうちに徐々にストーリーが動き出す。特に金儲けのために二人をけしかけて、対外交渉を一気に引き受ける金森さやかがダイナミックで面白い。

浅草と水崎のアニメにかける情熱が結実していくさまを想像力の高い映像で描いている。ときどき想像力が高すぎてついていけないところがあるが、それもそのはず原作者の大童澄瞳は岡田斗司夫のビデオで岡田と対等に話をするマニアックな漫画家。

純粋にアニメを作りたいという思いとそれを実現するためのブラックな展開がなんともいえずおかしい。SHIROBAKOとセットで見ると一層面白さがわかる作品。

「映像研には手を出すな」公式HPより
総合総合評価7好きなことを実現するためにはありとあらゆる手段を使わないといけない、、、感じさせてくれる
Aテーマ性の高さ9アニメ製作にかける情熱が伝わる
Bシナリオ・演出の良さ7ときおりはいる空想シーンがときおりうざい
Cキャラクターの魅力8金森さやかのキャラクターは独特の魅力
D絵の美しさ/作り込み9空想の世界の作り込みが素晴らしい
E感動度7アニメを作っていく過程がエモーショナル
F癒し度7主人公三人の掛け合いが楽しい

「映像研には手を出すな」公式HPより