STORY
中学時代から弓道をやっていた主人公は一種のイップスのような状態になり弓道をやめていた。しかし高校の弓道部の顧問の弓道に対する姿勢をみて高校で改めて弓道部にはいって弓道に取り組むことにした。
◆ツルネ 全13話 (2018)
REVIEW
ツルネとは弦音のこと。本作は弓道を題材にした超正統的なスポ根です。京都アニメーションならではの美しい映像で極めて真面目に弓道を描いて、部全員の力で大会を勝ち残っていく姿を描いています。弓道の魅力も表現されていると思います。
ただドラマとして致命的なのは登場する高校生たちが制服や弓道着を着るとまったく見分けがつかなくなってしまうこと。かなり人間関係を理解することが難しかった。それに男同士の関係は普通もう少しドライな気もします。原作小説の作者が女性だからか、ちょっと男同士の関係がウエットに書かれすぎていて実感にあわず登場人物に全く感情移入できませんでした。
総合 | 総合評価 | 66 | 青春群像スポ根だがキャラクターにはいりこめないので感情移入が難しい | |
A | テーマ性の高さ | 8 | 弓道に真剣に取り組んでいる | |
B | シナリオ・演出の良さ | 7 | いろんなことがあって、最後は決勝にという黄金パターン | |
C | キャラクターの魅力 | 6 | そもそも男性キャラクターの識別が困難。主人公やその友人にも魅力を全く感じない | |
D | 絵の美しさ/作り込み | 8 | 京アニなので風景についてはいうことなし | |
E | 感動度 | 6 | 特に感動するシーンがない | |
F | 癒し度 | 6 |